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モスクワで麻雀カップを開催いたしました2016.03.01

2016年3月12日と13日の二日間にわたり、弊社パートナーのジャパンハウス(モスクワ)にて、『ジャパンハウスリーチ麻雀カップ2016』を開催いたしました。

本イベントには、日本より第一回世界リーチ麻雀選手権にて優勝した、山井弘プロ(日本プロ麻雀連盟)が日本より参戦。
100人を超えるロシアの雀士たちと麻雀を通じて交流をはかります。

イベントの様子はニコニコ動画の「ロシア・サブカルちゃんねる」を通じて日本に配信されました。

ロシアの麻雀事情

ロシアでは頭脳を使う遊びが親しまれており、チェスではソ連時代から何人も世界チャンピオンを排出するほどの強豪国です。

チェスを転じて将棋を楽しむロシア人も多数います。

今でも街中や地下鉄内など、多くの人がクロスワードパズルを興じる様子も見られ、また若者もさまざまなボードゲームで遊んでいます。

麻雀もその一つ。

あまり知られていませんが、数人〜数十人規模の大小さまざまなリーチ・麻雀クラブが存在しています。
特にモスクワ、サンクトペテルブルグ、ノボシビルスクなどで高い人気を得ています。
『ジャパンハウスリーチ麻雀カップ』を共同で主催するモスクワのクラブ『Tesuji』にはアクティブユーザーが50名以上在籍し、毎週20〜30名が集まって麻雀の腕を競っています。

当初、モスクワとサンクトペテルブルグにおいて、中国式麻雀のコミュニティーが誕生しましたが、近年では、Tesujiが中心となり、日本ルール麻雀に関する情報をロシア語に訳して普及させていることもあり、より複雑で競技性の高い日本式の麻雀人気が加速しています。

Tesuji

Tesuji(手筋)は2009年にモスクワ国立大学の学生を中心として結成。
最初は不定期にカフェで対局を楽しむ程度でしたが、ロシアで日本式の麻雀を普及させるために、麻雀に関する情報、論文、戦術指南などを翻訳しウェブで公開したり、メンバーがさまざまなイベントに参加して幅の広い世代に麻雀の紹介を行うなど、地道な活動を続けてきました。

2012年にTesujiはジャパンハウスとともに、初となる大規模なリーチ・麻雀大会を開催し、現在のリーチ麻雀ジャパンハウス杯として定期開催されています。

現在、Tesujiはロシアで最も古いリーチ麻雀クラブです。毎週会合を開いたり、これから麻雀を始めたい人に無料でワークショップを開講したりしています。

配信スケジュール

「リーチ・麻雀 ジャパンハウス杯」の様子を、現地からニコニコ動画で生配信いたしました。配信の様子は、こちらのページ(ニコニコ動画のページへとびます)からご覧ください。

山井弘プロについて

2014年 第一回世界リーチ麻雀選手権チャンピオン
日本麻雀連盟 理事
趣味:スノーボード、料理
ゲームスタイル:攻撃型
ロン2アカウント:http://www.ron2.jp/pro_profile.html?id=50

協賛

日本プロ麻雀連盟